12 Jun 2013

おばあちゃんのいのち

温かいおばあちゃんと会えるのはもう最後
さよならしに会いにきてる

赤ちゃんみたいにかわいいおばあちゃん
ときどき、透明でもう消えてしまいそうだけど、でもまた目を開けたり、
目が合うととってもうれしい
手を握ってくれる、やわらかい肌

いっぱいありがとうを伝える

おばあちゃんの心臓に耳をあてたり、内臓さん、子宮さん、手のひらに、足の裏に、なんだかおばあちゃんのすべてにありがとうを伝えたくなった
それで1つ1つ丁寧に、お礼をいった
もちろん魂にも
生きているおばあちゃんを覚えていたい

おばあちゃんがお父さんを産んでくれたおかげで、私は今生きてる
小さいころからおばあちゃんと過ごした時間が家族で一番長かった、いっぱい笑って、いっぱい怒って、いっぱい不安を見せて、いっぱいうれしいを伝えて、私のそのまんまを受け容れてくれた
おばあちゃんは勝気な人だったけど、嫌いなおばあちゃんも、大好きな時のおばあちゃんも、全部そのまま私の大切なおばあちゃんだった
大人になってふっと思うと、どんなときも自分よりも私たち家族のために働いてくれた

心の準備はもうずいぶん前からできてると思っていたけど、でもやっぱり
こんなに涙が止まらないだなんて、やっぱり大好きだし、私悲しいんだなって思った

きっと同じように感じてる、父と母と、一緒に過ごす時間、愉しもう

大切な人のいのちが終わることに、こんなにも丁寧に向き合える時間がある
それはとても幸せなことだな

おばあちゃん、あとちょっとだけど、生きたいだけ生きたらいいよ
93年かぁいろんなことがあっただろうな

次はもっともっと幸せな人生になるんだろうね


いつだってこんな風に大切に今を過ごせる私になれたらいいな