16 Sept 2013

台風

台風
強い雨と風
黄色になった稲の穂たちが草木が、鳥たちがここで今じっと生きてる
私はあたたかい家の中でそんな自然たちを眺めている
屋根があるだけで人ってこんなに恵まれてる

自然ってこんなに力強い
山歩きしているといつもそう、自然の中で生きてる動植物たちに心がゆれることがたくさんある
受け容れる生き方
災害や大変なことも起きるけど、私はこんなまっすぐな自然に触れるとなんだかうれしくなります
かっこいい
人は自然の中で母なる大地の上で包まれていきているということ
共に寄りそって生きていかなくてはいけないということ



15 Sept 2013

贅沢なラジオ体操



剱沢の朝
テント場で懐かしい音に誘われ起き上がる
自然の中で眠ると夜が長い
くたくただったので、何度寝もした
大地の上で眠るって本当に気持ちがいい

剱岳の前でラジオ体操
ここにいるみんな、、それぞれの家(テント)の前で、おじさんもお兄さん、若いカップルも私も小屋スタッフの方もみんなで剱岳を眺めながら全身を動かす
なんだかとっても微笑ましかった

贅沢な朝。とっても気持ちが良かった!



13 Sept 2013

おはよう 今日もたのしもう

剣沢の雪解け水をザックに背負ってかえってきた
このお水で朝一番に私の体にいれるお水をいただいた
コーヒーをいれたりも。しあわせだな。

魅かれてやってきた、ここにいる間、ここにいるからできること、したいことをできるだけ楽しみたい
ちょっと焦ってるのかもしれないけれど

いつでもまたできるなんてことはなく
明日がまたこんな風に平和にくることはあたりまえでもなく
だから今あるしあわせをおもいっきり愉しもう
今日も健康でふつうの暮らしができるって、とってもありがたいこと
もしかしたら奇跡のようなものなのかもしれない

ふくしまの家で震災にあってからそんなことを思うようになりました
だから私明日死んでも後悔ない
そう言える自分になれてることが今とてもしあわせだなと思うのでした

田んぼの稲たちが黄色できらきら、そばの白い花もきれいで、大きな空の下
仕事前のちょっとしたこのゆとりの時間
とってもしあわせだなぁ

昨日はちょっと山から下りてきて、下界のいろんな悶々とした気持ちがふつふつ溢れる日だった
不安になると、ゆらゆら迷ってしまう
でも本当は私どうしたいかな、どうしてそう思うかな
私に寄りそってみると、ちゃんと下界でも大きななにかが助けてくれる
山にいるときみたいに、心の一番素直な自分をここでも自然に見つけてあげれるように
気をつかってあげよう
ゆっくり、じっくり、地に足をつけて

夏に、飛び立つ練習をしている燕たちが止まっていた窓際の電線に、今はトンボたちがとまっています

3 Sept 2013

「イランカラプテー」

アイヌ語で、こんにちはのように使うその言葉は「あなたの魂に触れさせてください」
という意味なのだそう

そのお話をアイヌ族の宇梶さんに教えていただいたとき、すごく感動したことを覚えてます

福島にいたころ、ご縁があって、アイヌの方と一緒に過ごさせていただく機会が何度かあった
大切な儀式で一緒に祈らせていただいたり、震災の前にそういう経験ができたことは大切なことだったのだとすごく思う

病気のおかげがいっぱい